γ-GTPと脂肪肝と私のダイエット方法
私の場合、γ-GTPが384くらいであるほかは、尿酸値が基準値より少し高い程度で、血糖やコレステロールはおおむね基準値内だった。
お酒は飲まないが、デスクワークなので、運動不足による肥満だろうと自分では思っていた。
「外科専門」の医者は、アルコール性脂肪肝だと決め付けていた。
血液検査でB型肝炎とC型肝炎は陰性だった。肝炎の可能性はない。
腹部超音波で、肝臓に脂肪がたまる「脂肪肝」だと、おまけの診断もついた。
いくつも検査をされたため、保険適用で3割負担なのに結構な請求金額だった。
とにかく食事と運動で生活習慣を改善して、体重を落とす必要があった。
医者は一般的なことしか言わない。
具体的に何をするかは自分で調べた。
食事は家族と同じものを食べていたので、変えようがない。
調べて初めて、缶コーヒーの糖分がとても高いことを知った。
私は缶コーヒーが好きで、改めて数えてみると1日5本くらい飲んでいた。
主な原因はこれかも知れない。
本数を減らすのはつらいので、ブラックコーヒーを飲むようにした。
苦いのは好きではなかったが、毎日飲んでいると逆に砂糖ありのコーヒーを飲めなくなってしまった。
コーヒー通ではないが、「大人の味」がわかるようになったのだろう。(^?^)
後は、運動不足の解消だ。
96キロの体重では、走るのは無理だった。友人が以前ダイエットのためにランニングをしたが、膝を痛めて、5日でやめた。それからさらに太っていた。
運動療法は、30分ほど歩くだけでも効果があることを知り、昼休みを休憩室でごろ寝していたのをやめて、外を散歩(ウォーキング)することにした。
我ながらあきれるが、あの医者を見返してやるという暗い意欲に満ちていた。
私は、他人に自分が納得のいかないレッテルを貼られると、猛烈に反発してしまう性格らしい。
今までに、そんな失敗を繰り返したが、このときも似たような心理状態だったのだろう。
ad
関連記事
-
-
ダイエット開始から1年
ダイエット開始から1年が経過した。 昼休憩のウォーキングは毎日続けていた。
-
-
再びダイエット、4ヶ月後再検査
「肝臓専門医」に通院し、再びダイエットすることになった。 「昼休みウォーキ
-
-
ダイエット中止後の5年間
もともと医者にいくことはめったになかったが、今回のγ-GTPの件で、完全に医者嫌いになってしまった。
-
-
ダイエット開始から1年9カ月
ダイエット開始から1年と9カ月。 毎日30分のウォーキングと食事制限を続け
-
-
肝機能障害に脂肪肝が追加された
近所の「外科」の個人病院で、肝機能障害と診断された。 「毎日お酒を飲むのを
-
-
1年経過後の再検査----「体質」のせい!?
「肝臓専門医」に3度目の再検査に行った。 いわれた時期よりも遅くなってしまった。 &nb
-
-
ダイエット開始から3ヶ月
加糖された缶コーヒーからブラックコーヒーに変え、昼休みの散歩を始めて3ヶ月がたったころ。 体重
-
-
ダイエット開始から6ヶ月
ダイエット開始から半年ほど経過したころ・・・・・ お昼休みの散歩は、ほとん
-
-
ダイエット中止から3年後
仕事がおかしなことになって、昼休みのウォーキングもままならなくなった。 コーヒーは「大人の味」
-
-
ダイエット開始から9ヶ月
9ヶ月経ったころ、まだダイエットは続けていた。 季節は冬になり、雪で外をウ
ad
- PREV
- 肝機能障害に脂肪肝が追加された
- NEXT
- 胸部CT検査と放射線と喫煙と