胸部CT検査と放射線と喫煙と

公開日: : 最終更新日:2014/07/16 がん保険, トリビア, 人間ドック

私の肝機能障害とダイエットには関係ないが、私が人間ドックについて調べた結果、「へぇー」と思った知識を紹介したい。

 

毎年、人間ドックを受ける人で、必ず胸部CT検査をオプションで追加する人がいる。

その人たちのほとんどが、喫煙者で肺がんを早期発見したいらしい。

 

当然のことながら、喫煙は肺がんのリスクを高める。

 

いっけん、胸部CT検査を毎年実施することが、早期発見につながるように錯覚する。

 

ここで考えるべきことがある。

CT検査は一般のレントゲン検査の数百倍の放射線量を人体に照射する。

一回CT検査をすると、百年分のレントゲン検査をするのと同じ被爆をする。

 

当然、放射線被爆による「がん発生」の可能性は高くなり、肺がんを見つけようとして、がんになるリスクを数百倍高めているのだ。

ある研究によると、通常の胸部レントゲン検査を毎年受けるだけでも、がんの発生率が高くなるというものもある。

女性の乳がん検査で、厚生労働省が推進しているマンモグラフィー検査も放射線を使用している。

上記の研究を当てはめると、乳がんを見つけようとして、乳がんの発生率を高めている可能性がある。

 

なにを言いたいかというと、CT検査の放射線で肺がんになったのに、それを早期発見だと思って喜んでいるケースもある、ということだ。

肺がんの原因が喫煙でなくCT検査なのである。

本末転倒だ。

 

喫煙をやめられないなら、肺がんは運命として潔く受け入れるしかないだろう。

肺がんを気にするならCT検査をするのではなく、禁煙外来に行って喫煙をやめるのが一番よい。

そういうお話である。

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